屋根塗装・葺替

屋根塗装・葺替

屋根・屋上塗装について

屋根、屋上は、住宅を雨風から守る一番重要な部分になります。
この部分が劣化していると、雨が住宅内部に入ることになり、住宅の内部構造(木やセメント、鉄など)が腐食してしまいます。
屋根塗装と屋上防水、葺き替え工事についてご紹介いたします。

屋根塗装が必要な理由と施工時期

屋根塗装が必要な理由と施工時期

屋根材は、セメントが主成分でできている場合、塗装が必要です。
築7~10年の目安で塗装工事を行いましょう。
塗装をしないと、屋根材自体が雨水を吸水するようになり、屋根材が劣化し破損し雨漏りの原因となります。

例えばスレートはセメントが主成分ですが、工場塗装されることで防水できるようになります。
塗装されていない場合には、水が弱点ですぐにボロボロになります。
この塗装が太陽の紫外線により劣化するため、再塗装が必要になります。

屋根の種類

スレート
スレート
セメントが主成分で、薄い板のような形状をしています。
再塗装を行うことで50年以上の耐久性を発揮します。
セメント瓦(モニエル瓦)
セメント瓦(モニエル瓦)
瓦屋根なのですが、セメントが主成分であるためメンテナンスが必要な瓦になります。
塗料選定に気をつけないと不具合がおきますので、注意が必要です。
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板
非常に錆びにくく、屋根材・外壁材など様々な場面で活躍している金属材です。
塗装時期は、20年前後とされています。
アスファルトシングル
アスファルトシングル
カナダで主流の屋根材で日本でも広く使われるようになってきています。
施工がしやすく、オシャレな外観となるため人気があります。
こちらの屋根材も、再塗装をする必要があります。
粘土瓦
粘土瓦
昔ながらの日本瓦で、塗装の必要はありません。
瓦のズレなどを直す必要はあるので、20年おきにはメンテナンスをしましょう。
屋上防水が必要な理由と施工時期

屋上防水が必要な理由と施工時期

屋上防水は、雨が一切内部に侵入しないように防水施工が行われています。
築10~15年ほどで防水施工をやり直す必要があります。

防水材は、厚みのある防水層が雨水の侵入を防いでくれます。
この防水層が傷んで、切れてしまっていたり穴が空いているとそこから雨水が侵入してしまいます。
劣化に気づいたら早急にメンテナンスを行うことを心がけましょう。

ベランダ防水、屋上防水の種類

ウレタン防水
ウレタン防水
ウレタン防水は、柔軟性がありベランダや屋上、立ち上がり部分などにも施工可能で汎用性が高い防水材です。
施工方法は主に密着工法と通気緩衝工法があり、雨漏りしている場合には後者の工法であれば膨れなどの不具合が起きにくいです。
FRP防水
FRP防水
FPR防水は、ガラス繊維プラスチックを原料とした防水材です。
FRPは浴槽などにも使われ、非常に防水性の高い材料になります。
シート防水
シート防水
シート防水は、塩化ビニルシートがよく使われています。
マンションの屋上などの広い施工面でも、均一に綺麗な防水層を形成することができ、また比較的工期も短いです。
住宅のベランダ、屋上、マンションの屋上・階段・廊下などに使われています。

施工箇所と状況に合わせて、適切な防水工事を選択することが重要です。

屋根・屋上塗装のメリット

塗装もしくは防水メンテナンスを行うことで様々なメリットがあります。

屋根塗装の3つのメリット

遮熱塗装で涼しくなる
遮熱塗装で涼しくなる

遮熱塗装は、太陽熱を反射し、屋根材の表面温度を約15度下げることができます。
夏に室内温度が2,3度下がることもあり、2Fも涼しくなります。

断熱塗装で過ごしやすくなる
断熱塗装で
過ごしやすくなる

断熱塗装は、室内の温度が外気の影響を受けにくくなります。
冷暖房の効率が上がるため、過ごしやすい住宅となります。

屋根材の寿命が伸びる
屋根材の寿命が伸びる

防水し、屋根材の劣化が遅くなりますので寿命も伸びます。

ベランダ・屋上防水の2つのメリット

雨漏りしなくなる
雨漏りしなくなる

防水層の劣化は雨漏りに直結しますので、雨漏りしなくなります。

住宅が長持ちする
住宅が長持ちする

雨漏りによる内部の腐食も起きないため、住宅が長持ちするようになります。

屋根葺き替え工事について

屋根葺き替え工事について

屋根葺き替え工事は、既存の屋根の劣化が著しい場合や、重い瓦屋根から軽い屋根に変えて耐震性を上げるために行います。

工事の流れは、
↓既存屋根撤去
↓野地板
↓ルーフィング
↓新規屋根材
となります。

葺き替え工事は、新しい屋根材として比較的耐久性が高く、メンテナンスがあまり必要ないガルバリウム鋼板やアスファルトシングルなどが人気です。

カバー工法について

カバー工法について

葺き替え工事ではなく、カバー工法をすることでコストを抑えることもできます。
塗装不可の屋根材で、劣化が著しい場合に用いる工法です。

工事の流れは、
↓野地板
↓ルーフィング
↓新規屋根材
となります。

カバー工法は、既存屋根を撤去処分する必要がないため、大幅にコストを抑えることができます。

お客様の声・施工事例